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日本のカジノ動向をわかりやすく丁寧に説明

カジノ法案が廃案に。今後はどうなる?

      2015/02/09

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衆議院の解散に伴い、今年の通常国会で提出され継続審議となっていたカジノ法案(正式には「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案」)が廃案になりました。カジノ合法化が今後どうなっていくのか気になるところです。

Photo:Castaways Hotel Casino, Las Vegas, Nevada / roadsidepictures

今後はどうなる?

カジノを推進しているIR議連では、来年の通常国会で再度、カジノ法案を提出して成立を目指すとしています。
しかし、今年の通常国会を見てもわかるように、審議にすらなかなか入ることができず、秋の臨時国会に継続審議として持ち越されました。

来年の通常国会では、集団的自衛権など安全保障に関する法案や予算など白熱し長引きそうな審議があるため、カジノ法案は今年の通常国会と同様に後回しにされる可能性が高いでしょう。

ロイターの記事では、仮に来年の秋の臨時国会でカジノ法案が成立した場合、2020年の東京オリンピック開催には、カジノは間に合わず、日本でのカジノ第1号は、2024年ごろにずれ込むとしています。

2015年には成立するか?

ギャンブル依存症や青少年への影響など負の側面をどうやって小さくするかなど議論をし尽くさないとカジノを合法化するのは難しいのではないでしょうか。

議論する時間が少なければ、2015年中にもカジノ法案は成立しない可能性もあるでしょう。観光立国を目指し経済政策として、カジノ法案を重要な法案として審議の優先順位を上げない限り、成立するのは難しいのではないでしょうか。

カジノ合法化が遅れると

日本のカジノ市場に参入を目指している海外のカジノ企業は、どこまで投資先として日本を待ってくれるでしょうか?
2017年には、韓国の仁川に新たにカジノを含む統合型リゾートが完成します。あまり先伸ばしになっていくと、アジアのカジノ市場での日本が投資先としての魅力も弱くなってしまいます。

最後に

衆議院総選挙の結果で、またカジノの風向きが変わってしまう可能性もあります。与党が過半数を維持できるかどうか。まったく先が読めなくなってきました。

カジノは話題に上がっては消えを繰り返してきました。今回も今までのようにカジノは立ち消えになっていくのかもしれません。

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 - カジノについて, 法案

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