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カジノゲーム、海外のカジノ、日本のカジノ動向をわかりやすく説明

日本のカジノ市場参入を目指す、カジノ運営会社の動向

      2016/03/28

bellagio

カジノの合法化に向けて進んでいる日本に対し、熱い視線を送っている海外のカジノ運営会社(以下、カジノ企業)がいます。日本は東アジアのカジノで巨大市場になることは間違いないため、多くのカジノ企業は日本のカジノ合法化を固唾を呑んで見守ってる状況です。

今回は、IR推進法案(カジノ法案)が国会に提出されてから、現在(2015年4月末)に至るまでのカジノ企業の日本においての動向をまとめてみました。
Photo:Las Vegas, Nevada, USA / aigle_dore

日本市場参入を目指すカジノ企業

既に参入を目指すと公言しているカジノ企業、公言はしていないが誘致を目指す自治体や日本企業と話し合いが行われた(であろう)カジノ企業を挙げていきます。

ラスベガス・サンズ

2014年2月にラスベガス・サンズのオーナー、シェルドン・アデルソン氏が来日。会見で日本市場に参入するにあたり約1兆円投資する準備があると言って注目を集めました。

サンズの強みは、巨額の資金力とシンガポールのマリーナ・ベイ・サンズでIR事業で成果を出していること。カジノを含めたIR事業についてのノウハウを持っていることは、競合他社より優位であるでしょう。既に東京に事務所を開設しカジノ合法化に向けて準備も進めています。

サンズの懸念されることは、日本のカジノ市場で主導権を握ろうとする思惑が見え隠れしていること。そして、サンズは日本企業とのパートナーシップを組まないと言っている点。この2点がカジノが合法化され、実際にカジノ企業を選定する際にどう判断されるかが気になるところです。

参考:日本カジノに米サンズが100億ドルの賭け、巨大市場にらみ先陣争い

MGMリゾーツ・インターナショナル

ラスベガス・サンズのオーナーの会見の翌日、MGMリゾーツのジェームス・ミューレン最高経営責任者(CEO)が会見で日本のカジノに5000億円~1兆円を投資すると発言。

サンズと異なる点は、MGMリゾーツは日本企業と連携を検討していること。日本企業と合弁事業を立ち上げ子会社を作り日本のカジノ市場に参入を目指しています。現時点では、どの日本企業と連携するかは決まっていません。

参考:ラスベガス最大のカジノ企業MGM、日本で最大1兆円投資も(リンク切れ)

メルコ・クラウン

香港のカジノ企業、メルコ・クラウンの共同会長ジェームズ・パッカー氏が2014年4月に来日。日本のカジノ合法化に控え、日本企業の提携先を探していると発言。提携先との合弁会社を設立し、上場も視野にいれ検討中。東京や大阪でのカジノには5100億円以上の投資が必要とのこと。既に大阪の松井一郎府知事とは、会談を済ませている。

参考:香港メルコ・クラウン:日本のカジノ合弁事業の上場検討(リンク切れ)

シーザーズ・エンターテイメント

アメリカのカジノ企業大手のシーザーズは、既に大阪府の松井府知事との会談は済ませ、日本市場への参入を目指している。シーザーズは、他のカジノ企業に比べアジアへの進出は出遅れているため、最近では日本を含めアジアへの進出に動いている。

参考:カジノ候補地は「夢洲」に絞り込む意向、巨額投資に期待

ブルームベリー・リゾーツ

フィリピンのカジノ運営会社。ラソン最高経営責任者(CEO)は、日本のカジノ合法化に備え、日本企業と交渉を進めていると発言。交渉をしている日本企業の社名は明らかにしていない。

 

ゲンティン・グループ

マレーシアの企業、ゲンティン・グループもメルコ・クラウン、シーザーズと同様に大阪府の松井府知事との会談を済ませている。ゲンティン・グループは、シンガポールにある2つのカジノの1つ、リゾートワールド・セントーサを運営。

参考:ゲンティン系、学生向けカジノ経営講座

ギャラクシー・エンターテイメント

香港のカジノ運営会社、ギャラクシー・エンターテイメントは、日本のカジノ市場への進出を希望していると明言。しかし、まずカジノ合法化の過程を見守り、法律の内容を解釈することが先決とし、慎重な姿勢を崩していない。

参考:ギャラクシーグループ、日本カジノ市場進出に高い関心

ウィン リゾート

アメリカのカジノ運営会社。CEOのスティーブ・ウィン氏はマカオ大学の特別講義で、日本のカジノ市場に対して関心があると明言。しかし、日本での カジノ合法化が正式に決まり、カジノ参入への条件などが明らかにならない限り、投資額などの具体的なことについては言えないとのこと。

参考:ウィン氏、日本カジノ市場へ高い関心示すーマカオ大特別講義で(マカオ新聞)

まとめ

カジノを作るために巨額の投資をいとわないカジノ企業が何社もおり、それは日本のカジノ市場が、それだけの投資をしてでも参入したい魅力的な市場であり期待も大きいということでしょう。実際にカジノ法案が通過して後に、ここでは挙げていないカジノ企業が参入してくるかもしれません。

 

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